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ROとATOK2011で変換候補ウィンドウが残る問題に悩まされる

最近ATOK2011がリリースされまして、ウチもインストールしてみたんですが
じつはちょっと困ったことが・・・。

ROのクライアント上で変換をすると、変換の候補ウィンドウがエンターキーを押したあとも残ってしまうんですよねw

変換精度がいいので、一発で変換できれば残らないんですが、なかなか毎回一発変換というわけにはいかないもので、結構候補ウィンドウが残ってしまって邪魔なんです。

仕方なくROの時だけIME2010にして我慢していたんですが、やっぱり変換精度の良さからATOKを使いたい・・・

と言うわけで、調べてみたら案外あっさり見つかってしまいました。

ROとATOK2011 (あかがみふろすとだいば~様)

テキストサービスを無効化・・・ですか。

やり方は結構簡単でした。
リンク先のサイトでも書いてありますが、こちらにも簡単に書いておきます。。

  1. まず、ATOKの環境設定画面を開きます。
  2. 入力・変換タブから、「入力補助」→「特殊」をクリック
  3. テキストサービスの詳細設定をクリック
    このあと、ダイアログが出てくるので許可してください。

    ATOKのプロパティ(環境設定)画面
  4. テキストサービスを使用しないを選択してOKを押します。
    このあと、再起動が要求されますので、PCを再起動してください

    テキストサービスを使用しない

これで完了です。

ちなみに、テキストサービスってなんだろう?

Windows のテキストサービス(TSF)の役割 (Atreide Blog Area様)

うーん、特に停止しても影響はなさそうだけど、手書き入力音声入力に影響がありそう?
何か問題が出たときに慌てないために、覚えておいた方が良さそうですね・・・。

あ、あとATOKではテンキーから数字を入力すると何故か全角数字になってしまうんですが、ROとかで値段や数量を入力するときに困るんですよねw

もちろん毎回F10押してもいいんですが、めんどくさいのでこれもIME2010と同じように半角入力にしちゃいます。

これも割と簡単にできます。

  1. ATOKのプロパティ(詳細設定)を開きます。
  2. 「入力・変換」タブから「入力補助」を選びます。
  3. 「テンキーからの入力を必ず半角にする」のチェックボックスをオンにしてOKを押せば完了です。
テンキーからの入力を半角にする

ねっ!簡単でしょう?

ゴホゴホ・・・

あとは変換精度の高いATOK2011でROをお楽しみくださいw

ハードディスクにインストールしたROをSSDへ移す方法

最近SSDをウチのPCに導入しまして、そのときに使った方法を紹介してみます。

せっかくSSDを導入したので、ROのインストール場所もSSDに移して高速起動したいなーとか思いますよね!

しかし、インストール場所をSSDへ移動するには、一度ROをアンインストールしてから、SSDへと再インストールしなければなりません。ROのセットアップファイルなんてどこに行ったかわからないし、公式からあの1ギガバイト以上あるファイルを落としてくるのもめんどくさいし・・・と、案外めんどくさいものですw

そこで、元のインストール場所から丸々SSDにコピーしてしまおうというのが、基本的なポイントなんですが、ただコピーするだけではうまくいきません。

なぜかというと、ショートカットの参照先や、レジストリ(Windowsのシステム情報)の中身は古い場所を指したままになっているからです。

もちろん、これらを書き換えてもいいのですが、もっとスマートな解決方法がありますw

SSDにROを移動してしまっても、元の場所にまだファイルがあるかのように見せればいいのです。

これには、WindowsVista、Windows7から追加されたジャンクションを使います。(※WindowsXPでは使えません。)

ジャンクションとは、ファイルやフォルダに対して別名を付ける機能です。デスクトップにファイルがあるように見えるし、普通に読み書きもできるけど、実はマイドキュメントの中のファイルが読み書きされている・・・とそんなことができます。

これを利用して、SSDにコピーしてしまったROのフォルダに元の場所と同じ別名を付けることで、SSDへ移動してしまったけれど実質移動していないのと同じことになるのです。ショートカットの書き換えなども必要ありません。

やり方は以下のとおり。

  1. まず、ROのフォルダをSSDへコピーします。
    ここではROのインストールフォルダをc:\Program Files (x86)\Gravity\RagnarokOnlineとします。(デフォルトのインストール先)
    また、SSDのドライブをS:\とします。
    これはもう、GravityフォルダをSSDの中にガバッ!と入れちゃってください。
    こんな感じになればOKです。

    コピー後の状態
  2. 元々あったROのフォルダを名前変更しておきます。
    「Gravity」→「Gravity-old」とかに変えてください。
  3. スタートメニューから「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」をさがします。

    コマンドプロンプト
  4. コマンドプロンプトの上で右クリックをして「管理者として実行」を選びます。
    (Program filesの下などにインストールしている場合、管理者として実行を選ぶ必要があります。

    管理者として実行

    ちゃんと管理者になっているか確認。
  5. コマンドプロンプトで以下のコマンドを打ちます。
    mklink /J "C:\Program Files (x86)\Gravity" S:\Gravity

    コマンドの書式mklink /J "別名" "リンク先"

  6. ちゃんとリンクができているか確認します。
    一見ショートカットのようなアイコン

    エクスプローラーでC:\Program Files (x86)\Gravityを確認したときに、一見ショートカットのようなアイコンになっていれば成功です。

いかがでしょうか。うまくいきましたでしょうか!

ジャンクションは、色々と応用できますので使い方を覚えておくと便利かもしれません。